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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第47章 月一開催予定 読者感謝デー 縁壱編 藤の神子$


恭しく礼をした使用人が退室するのを見届けて、縁壱に駆け寄る。

「一体どうなされたのです?」

「ああ、鬼舞辻に会ってな」

鬼舞辻?

確かそれは鬼の……

でも、何故だろう?
胸がザワつく。

「藤姫?」

「すみません、すぐに………血鬼術・不治露」

チュと縁壱に口付けし、唾液を流し込む。

シュウゥ…

小さな裂傷が消えていく。

「噂には聞いていたが…本当に治るのだな…」

「縁壱さんは滅多に怪我をなさらないから…施術は初めてですものね」

「ああ、さすがは藤の神子だな」

「神子だなんて……私は…」

とすっと、押し倒される。

「噂では、このままお前を抱けば怪我が治ると聞いたが?」

「はい、間違いではありませんよ?」

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