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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第2章 藤の幻$(宇髄裏)


「血鬼術『魅了』。私めは人の性を食らうのです」

(魅了は珠世と類似した術とお考えください。術中にあるものに幻惑を見せ、対象が一番欲しいものに化ける術)



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「何だ、急に…香が……まきを?」

「天元様。今日は私がして差し上げます」

場所はいつの間にか風呂場。
白藤と名乗った鬼は消え、妻であるまきをが裸に布を巻いた状態で現れ、俺の服を脱がしていく。


まきをの手が俺の下履きにかかる。



「どういう原理か知らねえが据え膳は食わなきゃなあ」




鬼を狩った後で興奮していることに変わりはない。


生理現象だ、そのために妻を抱く。


何も可笑しいことは無い。




ただ、現実には白藤が宇髄を脱がせていく。


それを気付かせない。


それが、彼女の血鬼術。




「天元様……」



しなだれ掛かりながら、熱い視線を送れば、それが合図のように口吸いをされる。





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