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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第6章 藤に詩へば$(無惨裏)


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「とりあえず、容態は落ち着きました」

「ありがとうございます」



一先ず、舞山の容態が安定したのを見て、白藤は胸をなで下ろした。



「すみません、白藤殿。貴方にご協力願いたいことがあるのです」

「何でも致します!舞山様のためなら何だって!」



舞山の為に何かしたいという気持ちに嘘は無い。



「この薬を舞山様に試したいのです。ですが、どういう効能になるか分からないのです。人に試したことがないので……」




藁をも掴むつもりで、薬師の提案に白藤は頷いた。




「飲みます!私が実験台になります!だから舞山様を!お願いします!」


「では、お願いします」



手渡された薬包紙に包まれていた蒼い粉末を躊躇わず飲み込む。



ごくり。

ドクン。



飲み込んだ瞬間、体が熱くなった。
髪は白くなり、爪も伸びた。



「おおっ、何か体に変化は?」

「少し熱いですが、特には……」

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