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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第44章 薄氷$


「うーん、いつからかは知らないけど……やっぱり恋人なのかな……」

「おまっ!そっから?さっき水柱がはっきり言ったじゃんか!絶対恋人同士だっつーのっ!」



善逸に全力で、突っぱねられたので炭治郎もようやく納得する。


それと同時に、気分が落ち込んだ。



「そうかぁ…」

「何?お前。その落ち込みよう…もしかして、そうなのか?」

「善逸、俺どうしたら良いかなぁ?」



告白する前から失恋したも同然な同期にどう声をかけるべきか、善逸は困惑した。



「うーん、相手は柱だしなぁ…あれ?ってかさ、確か冨岡さんってお前の兄弟子じゃなかったか?」

「あぁ、そうだよ」

「おいおいおい、益々まずいじゃん!」



俺も人様のこと言えないくらい兄弟子と仲悪かったけどさ!



「何が?」

「お前案外図太いな」

「そうかな?でも俺も…直ぐには諦められないよ…」

「そっか…」


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