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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第44章 薄氷$


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「何をしている…?」



白藤の姿を見掛けて、冨岡が台所に立ち寄る。



「少し楽になりましたので、夕飯くらいはと思いまして…」



トントントン。

慣れた手つきで野菜を切る白藤。



「気を遣うなと…」

「ですが…」

「あ、白藤さん。体は大丈夫なんですか?」



そこに炭治郎が現れた。



「ああ、炭治郎君。もう、すっかり。色々ありがとうございました」



恭しく頭を下げる白藤に炭治郎がわたわたする。



「いえいえ、そんな…!」

「炭治郎ー、あれ?その綺麗なお姉さんは?」

「善逸、忘れちゃったのか?遊郭の時一緒に任務に行った白藤さんだよ?」



善逸を見て、にこりと微笑む。


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