第40章 150,000PV御礼 手に入らずとも…$
湯浴みを覗きに行く↓
(藤の花屋敷・宇髄の屋敷共通ルート)
脱衣場にて白藤が着物を脱いでいく。
スルスル、パサリ。
ガラガラ。
浴室に繋がる引き戸を開けると、そこには…
返り討ちに合う↓
(藤の花屋敷ルート)
「よっ!」
待ち伏せてた宇髄が声を上げると出てきた人物は。
「あら、まあ宇髄様じゃないですか」
「あが……」
開いた口が塞がらないとは正にこのこと。
浴室に入ってきたのは白藤ではなく、世話役のひさだった。
「婆と一緒に湯に浸かりますか?」
「遠慮します!」
正に脱兎の如く、風呂場から脱出した宇髄だった。
ガラガラ。
「あら、白藤様お早いお湯ですね」
「ひさ。久し振りね、これから用があるのよ。一緒に浸かっても良いかしら?」
「えぇ、ではゆるりと入りましょうか」
→湯上がりに宇髄の屋敷へ。
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返り討ちに合う↓
(宇髄の屋敷ルート)
「よっ!」
待ち伏せてた宇髄が声を上げると出てきた人物は。
「あれ、まきを?」
「よっじゃありませんよ、天元様!」
「そうです、どういうつもりですか?私たちの時は覗きに来ないじゃないですか!」
まきをと須磨にやいのやいのと手を焼く宇髄。
「さっ、今のうちに。洗ってあげるわ」
ちゃぷん。
脱衣場から無事露天風呂に通された白藤が湯に浸かる。
「はぁ、良いお湯加減ですね」
緊張すら解れるような湯加減に、蕩けた表情を浮かべる白藤に雛鶴が言った。
「貴方、前より表情が柔らかくなったわね。好い人でも出来たの?」
「え?……あぁ、その…///」
だんだんと赤くなっていく白藤を見て、雛鶴が笑う。
「その様子は居るのね、良かったじゃない。どんな人なの?」
「……そうですね。口数は少ないけど、鬼である私にも気を遣って下さる優しい方です…私には勿体ないくらい…」
「何だ、じゃあ天元様じゃないわね」
「雛鶴さん?」
「貴方が来たら私たちには勝ち目がないって思ってたから…」
「宇髄様にだって、親身になって相談にのって下さったりしますし…」
「珍しいわね、あの天元様が…でもきっと、貴方も天元様にとっては特別なのね。さぁ、こっちへ。キレイにしてあげるわね」
→宇髄の寝室へ。
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