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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第39章 恋は媚薬$ (冨岡裏夢)


冨岡の屋敷。



無事に着いた。

まあ、私は運ばれているだけだから当然と言えば当然なのだが。



体が熱い。


完全に媚薬が全身に回っている。



鬼の私ですらこうなのだから、普通の人間は正気を保っていられないだろう。


まあ、普通の人間にはただの毒でしかないのだが。

鏑丸の毒は痺れるだけなので、常人であれば二、三日で痺れも抜ける。


冨岡さんは私を抱き抱えたまま、寝室まで運んでくれた。

先に用意してくれたのだろう、布団の脇に座ると彼は心配そうに私の顔を覗き込んできた。



「冨岡さん……」

「何故井黒の蛇に噛まれたんだ?けしかけられたのか?」

「えっと……」



→素直に経緯を話す。
 495ページへ。


→言葉を濁して夜伽に誘う。
 496ページへ。

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