第36章 色欲に溺れて$ (宇髄&冨岡裏)
冨岡の指が白藤の陰核に触れる。
途端に走る電流のような激しい快感から逃げようと、身をよじる彼女がとても官能的に見えた。
左手で彼女の足を広げ、右手で陰核を撫で上げれば、びくびくと大袈裟なくらいに彼女の体が震える。
「やぁ……出ちゃ、んー……///」
陰核を撫で擦る速度を速めると彼女の体がしなり、ぷしゅっと勢いよく水を噴出した後、脱力する。
あの白藤が潮ふき……?
信じられないと目を見張る宇髄を尻目に冨岡と白藤が交わる。
彼だけを置き去りに、夜が更けていく。
ちなみに、宇髄の屋敷を後にした二人はその後、冨岡の屋敷でも交わっていたらしく……
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「白藤さんは翌朝動けなくなったそうですよ?」
いや、分かるけど。
胡蝶、俺に怒るのは筋違いじゃねえか?
宇髄は肩肘を立てながら、眉根を寄せた。
いやまぁ、当分はおかずには困らないような刺激的な夜だった。
-了-