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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第35章 参戦!柱稽古へ$(宇髄裏)


「まあ。これは…槇寿郎様が?」

「恐らくな」


白藤は炎柱の書をじっと見つめたまま、動きを止めた。


「藤姫殿?」

「………これ、もしかしたら修復できるかもしれません」

「何?」


白藤がぼろぼろになった書の文字を辿るように指を動かす。


「この辺りの表記、初代炎柱様の口伝ではないでしょうか?」

「口伝?」

「ええ。後世に伝えると常々申してましたから。煉獄家の髪の言い伝えや、鬼殺隊での心構え、呼吸法による肉体強化の方法だったかと」

「なんと!藤姫殿は内容をご存知なのか!?」

「えっと、はい。ある程度は…」

「済まない。手前勝手な願いだが、歴代炎柱の書の写しを作成するのに協力して頂けるだろうか!!」



がっしりと両手を握られる。



「……私でよろしければ」



フフと微笑む白藤に煉獄がある疑問を口にする。

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