第28章 100,000御礼読切 濃密な一時を$
白藤の髪を撫でながら首筋に口付けを落とす。
簡単には消えぬように、きつく吸い付く。
「冨岡さん?」
気だるげにこちらに目を向ける白藤に好きだと告げると、一瞬動きを止めた彼女が俺の手を取り、私もですと返す。
二人で俺の羽織を被り、睡魔に身を委ねる。
白藤のことが愛しいと初めて感じた一日だった。
-了-
あとがき↓
えー、長くなってしまいました。
もうお前ら一日中盛ってんのかという位お盛んでした。
本編バトルばっかで、誰も抱いてくれないんですって夢主がぼやいてたので出来た産物ですが、果たして甘くなったでしょうか?
縦軸としては60,000御礼から今回の100,000御礼までは刀鍛冶の里に行く前の出来ごととしていただきたい限りです。じゃないと話がうまいこと繋がらない。
冨岡が好きなくせに他にも抱かれてんじゃないかって方、彼女の食事なんで多目に見てやってください。
ではでは、次回は本編、時透編にてお会いしましょう(*ゝω・)ノ