第28章 100,000御礼読切 濃密な一時を$
白藤「あぁ"っ…!!///」
こんなに乱れた彼女を見るのは初めてだ。
汗ばむ肢体にほんのりと赤い頬。
涙を湛えた目許はただひたすらに自分をまっすぐに射抜いていて。
白藤「い…///」
冨岡「何だ?」
白藤「お願い…もっ…欲しっ…///」
冨岡「っ…///」
ああ、俺はいつもこいつの言動に翻弄されている。
こいつは柱にだけ優遇される女だ。
いつ誰に抱かれてもおかしくない。
ただ、今だけは俺の手の内にいる間だけは。
俺だけのものでいてくれと願わずにはいられない。
薬の効果が切れるまで半日以上も費やし、やがて白藤が根を上げるまで抱き潰した俺は役得とばかりに彼女を抱き締め、初めて満たされた想いになった。