第4章 遊郭潜入大作戦$
$$$↓ここより、冨岡裏。何とかして主導権を握りたい冨岡と床上手な白藤との攻防。
ガラ。
「もう床が用意してあるのか」
「それは、廓(くるわ)ですから」
「なら、都合がいい」
トンと肩を押され、床の上に転れば、冨岡が覆い被さって来た。
「冨岡さ?……ん」
口付けなんて教えてない!
舌技はなかったが、長い口付けに息が絶え絶えになる。
「はぁ…///」
ぺろ。
白藤の首筋から胸元までゆっくり舌を這わせる。
「んんっ……///」
「お前は肌が白いな」
耳許で囁かれる。
一体どういうつもりなのだろう。
「昨日も思ったが、お前は触り心地が良い」
これは、誉められているのだろうか?
ってことは昨日の耳許で誉めるを実践されていると。