• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第4章 遊郭潜入大作戦$


「……」

「じゃあ真ん中の子を貰おうかね。素直そうだし」

「一生懸命働きます!」

炭子就職決定。

ざり。

旦那の前で躓くふりをする白藤。

「すみません…」

白藤を見て、ポッと今度は旦那が頬を染める。

「ちょっと、待っておくれ」

「私ですか?」

「そう、アンタだよ。えらい別嬪じゃないか。アンタもその人の連れだろ?兄さんこの子付けてくれたら金貨五十は払うよ!」

「そうかい。悪いな白藤」

「ううん。謝らないで兄さん。私ここで働く。うんと稼いで兄さんにきっと恩返しするから」

「そうか。俺は立派な妹を持って幸せだ」

即興で一芝居うつ二人。

「女将さん、旦那さん。今日から宜しくお願い致します」

「いい話だ」

「アンタ、今日から早速店に出ておくれ!名前は?」

「はい、白藤と申します」

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp