第80章 家族の形$ 其の二
ぐりっ。
「かはっ……そこ、やっ!!…また、イぐ!!イっちゃう!!」
入り口の裏側を擦り上げるように出し入れされて、白藤の身体が総毛立つ。
ぐちゅぐちゅと粘着質な水音が辺りに響く。
「ダメなのぉ!!おかしくなりそう…イくの怖いぃ!!」
「あの頃は食事と息巻いていたじゃないか」
「あの頃は鬼で……」
「人の身であっても、お前は俺の精を根こそぎ奪うのだろう?」
ぐちゅんっ!!
「ひあっ!!深い…っ!!抜いてぇ!!」
ばちゅばちゅ!!
腰を押し付ける度に、肌と肌がぶつかり合う音が鳴る。
その音が行為の激しさを物語っているように、白藤の嬌声も悲鳴に近い声になっていく。