第80章 家族の形$ 其の二
腰を浮かせて快感から逃げようとする白藤だが、身体が仰け反ると、奇しくも冨岡に擦り寄るような格好になってしまう。
「もぅ、義勇さ、…私…///」
「まだ……始めたばかりだが?」
「無理ぃ……!!///」
二度目の絶頂を迎え、白藤の身体が脱力した頃を見計らって、冨岡が自分と彼女の着物を取り払う。
顕になった彼女の肢体を前に冨岡が生唾を飲み込む。
幾度と無く抱いてきたが、やはり変わらず美しい。
冨岡は白藤の下半身へと手を伸ばす。
興奮が高まり、白藤は冨岡がこれから触れるであろう場所が湿り気を帯びているのを自覚している。
彼にそれを指摘されることが恥ずかしくて、普段は顔を両手で隠していたけれど……
今回は手首の拘束が取れていないので、それは叶わない。