第78章 華ぞ咲く$
「悪ぃがコイツは俺専用だからなァ。他には譲ってやれねぇ……おい幸。まだへばんなよ、これからがお楽しみだからなァ?」
不死川は体位を騎乗位から正常位に変えると再び腰を打ち付ける。
まるで杭でも打ち込んでいるかのような激しい律動に覗いていた弦ですら、ある種の執着を感じ始めた。
「いあ、あっ、もう……無理ぃ……!!///」
「駄目だ、孕むまで離さねェ……観念しろ」
「あぁんっ!!……いっ、んっ……イくイくイくっ!!」
ぷしゃっと音を立てて潮が噴出されるのも構わず挿入は続く。
結局何発出したのか、幸の身体が白く汚されているのを見て興奮している自分が信じられなかった。
その後、彼女の妊娠が報告され、藤の屋敷はまた活気づいた。
藤の屋敷で同衾すれば子を授かる。
誰が言い出したのか、それを聞いて、藤の屋敷に泊まる隊士達が急増したのは言うまでもない。