第78章 華ぞ咲く$
幸とは歳が近い為、側に居る事も多かったが性の対象として見ることは無かった。
だが、見知っている彼女がこうして他の誰かに抱かれ、乱れる様を見れば、彼女も女である事を再認識する。
相手が元柱で階級も肩書きも全て自分より優れているとしても……
今この場で彼女を抱いているのが自分でない事が一番悔やまれるくらいには、俺は……
幸の事が………
「あぁんっ、もう無理ぃっ……おかしく、なゆのぉっ……!!///」
「そう言いながら、食いついて離れねェのは誰のお口だァ?」
「だってぇ……気持ち良すぎて、頭真っ白なっちゃうのぉ……!!///」
ビクビク震えながら、背を弓形にしならせて果てる幸に構わず、不死川はその後も何度も腰を突き上げた。