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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第77章 契りて繋がる縁たち$(冨岡裏)


「愛してる、何処にも行くな……って。ふふ」

「声に……」

「大丈夫です、居なくなりません。……だから、子供が出来ても、昨日みたいに、いっぱい……愛して欲しいです……///」



誰かが近づいてくる気配に。



「………白藤。今何時か分かるか?」

「へ?もしや……皆さんがここに……?」

「着替えるぞ……」

「無理です、処理がまだ……!!」

「おーい、寝坊助のお二人さん!!」

「「この声は……宇髄だな」ですね」

「開けるぞー!!」



がっと襖を開けられそうになるのを冨岡が止めに行く。



「今は!」

「お待ち下さい!!」

「へー、早くしろよ?」



絶対笑ってる……。



$$$



「花嫁たちは支度に時間かかるからなー。こっちはちゃっちゃと済ますぞ!」

「やけに気合いが入っているな、宇髄」



伊黒と冨岡の紋付袴を用意しながら、二人の体を見る。



「ま、やれても着付けぐらいだけどなー。ん、冨岡は流石に一回流してこい……」

「何をだ?」

「煉獄、今のは突っ込まないでやれー」



肌ツヤだけはめちゃくちゃいいけどな、冨岡。

あの時間まで二人で居たんだし。

やることは決まってらァな。



「宇髄、これで良いのか?」

「伊黒はどの辺から変わるかねぇ?」

「どういう意味だ?」


伊黒が宇髄の発言に首を傾げる。


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