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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第70章 咲くは朱なれど散るは白


「炭治郎の首を斬れ!!どう見ても正気ではない!!」

「そんな!!炭治郎ですよ!そんなに簡単に鬼になる訳がありません!!」



冨岡の発言にカナヲが異を唱えるも、柱たちは炭治郎を危険分子と見なし始めた。



「カナヲ、離れなさい……」

「でも、しのぶ姉さん!!」

「炭治郎君の様子がおかしいのは、貴方が一番分かってるんじゃない?」

「っ……!!」



でも、そんなの……



「冨岡、変われ!!ソイツは俺が殺る!!」

「不死川……」

「俺はこいつとは因縁があっからなァ。テメェは白藤を何とかしろォ!!」

「……分かった」

「くくく。無駄だ、もう止まらない。さぁ竈門炭治郎。いや阿久良王。ここにいる者たちを殲滅するのだ!!」

「お前、炭治郎の事変な名前で呼ぶんじゃねー!!」



単騎で蘆屋道満に突っ込んでいく伊之助を見て、善逸が慌てて後を追う。


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