第74章 誰がために…
前回のあらすじ↓
琵琶の音色で城を操る鬼、鳴女の元に甘露寺、伊黒が辿り着く。
しかしながら決め手に欠ける二人の攻撃では歯が立たない。
そんな折に宇髄、伊之助の二人が合流する。
一方、その頃善逸は救護班に運ばれ、処置を受けることとなる。
獪岳からの攻撃で体の至る所に出来た罅割れを治す事が可能なのか、意識を取り戻した善逸が見た救護班の処置係は戦線を離脱したしのぶであった。
安心したのもつかの間、しのぶの手が善逸の顔の罅割れに……
響き渡るいつも通りの絶叫に一部の隊士達は安心したのだった。