• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第73章 弦音に捕らわれぬ事勿れ


「急げ!!崩落するかもしんねェぞ!!」

「兄ちゃん!!上!!」

不死川の頭上に板が降ってくる。

「霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞」

「行きますよ」

「オゥ、あんがとなァ、時透」

柱って、スゲェ。

「玄弥……」

悲鳴嶼さんに声をかけられて、やっと我に返った俺はまた通路を走り始める。

崩壊がどこまで進んでいるか分からない。

気を引き締めなければ。



グラグラグラ。

「ギャー、何なのっ!!」

処置中の善逸が叫ぶ。

「騒がないで下さい。落ち着いて。何らかの事象で城が崩壊を始めているようです」

胡蝶が分析する中で。

「崩壊ぃ?ヤダヤダ!俺まだ死にたくないよー!!」

いつも通り泣き喚く善逸に。

「善逸さん?お静かに!」

「ひぃ!!はいっ!!」

胡蝶さんの笑顔何でか分かんないけどチョー怖いよぉー!!

/ 1832ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp