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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第14章 好きって何ですか?$(冨岡裏)


「で、どうだったよ?」



宇髄が白藤に問いかける。



「どうとは?」

「あの時、冨岡と二人っきりになって、進展あったのか?」

「進展と言われても…」



「まじかよ。俺あん時わざわざ時間作ってやったんだぞ、お前らにー」

「はぁ?」


その後すぐに、貴方の相手してたんですが。
という言葉が過ぎる。


「うわー、甲斐甲斐しく羽織なんか直してっから、てっきりそういう仲になったと思ってたわ。お前さ、冨岡のこと好きなんじゃねぇの?」

「好きって何ですか?」



色恋なんて、所詮は幻想。



「マジかよ…」

「………」



皆、私を置いて居なくなってしまうから。



「じゃあ聞くけどよ。お前、何で他の奴らは様で冨岡だけさん付けなんだよ?」



確かに、言われて気付いた様子の白藤。



「……何故でしょう?」

「そこも自覚なしかよ」

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