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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第71章 残荷、陽炎


「だから何だ?悔い改めろってか?俺は俺を評価しない奴なんぞ相手にしない。俺は常に!!どんな時も!!正しく俺を評価する者につく!」

「コイツ……」

「爺が苦しんで死んだなら清々するぜ。あれだけ俺が尽くしてやったのに俺を後継にせず、テメェみたいなカスと共同で後継だと抜かしやがったクソ爺だ。元柱だろうが耄碌した爺に用はないからな!ハハハハッ!!」

「爺ちゃんは耄碌してねえよ。

俺がカスならアンタはクズだ!

壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ。後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ!!」

「テメェと一緒にすんじゃねぇ!!雷の呼吸 肆ノ型 遠雷!!」

シュパッ。

「おせーんだよ。クズ」

ドバッ。

獪岳の肩口からボタボタ血が溢れる。

当たらなかったのか、俺の剣術……

その上、斬られた!!

速い、コイツ。

以前より、格段に。

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