• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第70章 氷中の激情


「楽しいねぇ、ずっと遊んでいたいな。飽きるまでは。でも、そうもいかなくなったみたいだから、君たちの相手はこの子にして貰うよ。血鬼術・結晶ノ御子」

「氷の人形!?」

「その子、俺と同じ威力の技が出せるんだよ。だから手強いよ。それじゃ、俺は次の部屋に行くか、ら……」

ドロ……

「何だ、コレ……」

皮膚が溶けた。

「効いたみたいですね」

「君の毒?さっき打ち込んだのは俺本体じゃなかったのに……?」

「気付いて直ぐにコレを貴方に打ち込みました」

「針?」

童磨の体に刺さっていたのは、縫い針よりもさらに細い針が太腿に二本、二の腕に三本。

「そう。爆煙や貴方の氷の血鬼術に纏わせて、貴方に打ち込んだ。藤姫の血清から作った藤の毒です」

「はは。動けないや……でも、俺もこのまま殺られる訳にはいかない……血鬼術・霧氷・睡蓮菩薩」

/ 1846ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp