第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$
次第に硬くなってきた先端を指先で弾いてやれば、ビクンと腰をくねらせる白藤。
「義勇、くん……体が、おかしいよ」
「おかしくない。体が気持ちいいって言ってるんだ」
このムズムズした感じが気持ちいいってことは、私はさっきからずっと気持ちいいってことで……
私は途中から脳内がキャパオーバーしていたようで、とにかくふわふわした心地で。
ちゅうっと義勇くんに先端を吸われ、再び甘い刺激に囚われる。
「ぎ、勇……くん……ふぁ///」
義勇くんの下が先端を舐めたり、つついたりする。
縋るように義勇くんの頭を抱え込み、更に胸を押し付ける形になる。
「……気持ちいいか?」
「分かん、ない……///」
羞恥と高揚感が高まるのを感じながらも、心の内で拭いきれない義勇への恐怖。
彼は何も悪くない。
頭の中で何度も反芻(はんすう)する。