第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$
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それから、数日。
白藤から如月堂のお菓子を貰ったので、義勇は蔦子と龍臣に差し入れしようとお茶と一緒にお菓子の皿をトレイに乗せて二階の蔦子の部屋へ向かう。
零さないようにしなければ……
「…………さん」
ん?
何か聞こえた、気がした……
ドアに耳をつけて聞き耳を立てると。
「やっぱり、髪を下ろした方が貴方は妖艶ですね……」
「龍臣さ……///」
「………///」
これは邪魔をしてはいけないなと義勇も気を使い、部屋の前から退けようとした時だった……
「あぁっ……///」
「本当に、ここが弱いですね。君は」
「龍臣さん、そこは……ダメっ……///」
何をして……?
「イッちゃ……んんっ!!///」