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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「なぁ、白藤」

「何?実弥くん」

「俺じゃダメか?」

「ダメって?」

実弥くんが何を言わんとしているかが理解できなくて……

「俺と付き合ってくんねェか?」

実弥くんなら昔から知ってる。

でも、付き合うって何なんだろう?

蔦子お姉さんと龍臣お兄ちゃんとは違うのかな?

疑問に思いながらも。

「実弥くんならいいよ」

と、答えた私に向かって笑ってくれた彼がほんの少し大人に見えた。

次の日から一緒に登下校したり、お互いの家で宿題をしたりで、二人で過ごす時間が増えた。

「白藤!」

「実弥くん、どうしたの?」

「今日委員会あんだけどよォ」

「私も部活あるから」

何となくすれ違いが多くなって来た頃に。

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