• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「白藤……」

やめてー。

取り巻き連れてこっち来ないで!

「師範、お疲れ様です」

「今日の予定なんだが……」

「夕方からでしたよね?何か変更ありましたか?」

「入荷するはずのアマリリスが業者のミスで届かなくなった。代わりにプリザーブドフラワーの溶液に漬けた山百合を使うことになった」

「分かりました」

ひそひそと取り巻きからの陰口が聞こえる。

「誰、あの娘?」

「ほら如月堂さんのお孫さんよ」

「如月堂さんって龍臣さんの?」

「そうそう、あの娘は妹さん」

如月堂と言うのは私の祖父が経営している和菓子屋で、跡取りは私の兄である龍臣と昔から決まっている。

/ 1830ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp