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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第68章 リクエスト 現パロ 二人の家元$


「白藤……」

やめてー。

取り巻き連れてこっち来ないで!

「師範、お疲れ様です」

「今日の予定なんだが……」

「夕方からでしたよね?何か変更ありましたか?」

「入荷するはずのアマリリスが業者のミスで届かなくなった。代わりにプリザーブドフラワーの溶液に漬けた山百合を使うことになった」

「分かりました」

ひそひそと取り巻きからの陰口が聞こえる。

「誰、あの娘?」

「ほら如月堂さんのお孫さんよ」

「如月堂さんって龍臣さんの?」

「そうそう、あの娘は妹さん」

如月堂と言うのは私の祖父が経営している和菓子屋で、跡取りは私の兄である龍臣と昔から決まっている。

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