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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第67章 澱(おり)の中で$


もしかして、白藤は人気があるのか?

今更、気づいた冨岡は一人意気消沈する。

「冨岡?おーい……固まってんなよ」

「宇髄……」

「あ?何だよ?」

「白藤は人気があるのか?」

「お前……今まで気づかなかったのかよ?」

鈍感と思いながらも、これが冨岡だよなとも同時に思う宇髄である。

「俺は……」

「ん?」

「白藤としっかり話したいんだ……」

言葉をふり絞る様子の冨岡を見て、宇髄が一言。

「何だ。ちったぁ、頭回ってンじゃねぇか」

「どういう意味だ?」

「お前色々背負い込むだろ?」

「む?」

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