• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第67章 澱(おり)の中で$





$$$



冨岡の屋敷。


寛三郎の世話も終わり、冨岡にしては珍しく、食事よりも先に湯浴みをすることにした。

脱衣場で衣服を脱ぎ、浴室の戸を開ける。

さすがに肌寒くなってきたのと、白藤が最近お湯に浸かりたいと言うので、湯張りがクセになりつつあったからだ。

ザプ……

「ふぅ……」

温かい。

体が温まって、少しずつ考えがまとまってきた。

煉獄の屋敷に行こうと思いつつも、どうしても、途中でしり込みしてしまう。

「一度、しっかり白藤に……」

直接会って聞かねばならない。

/ 1833ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp