第67章 澱(おり)の中で$
本編あらすじ↓
世は大正。
巷には人喰い鬼が横行していた。
その人喰い鬼を退治する為に、鬼殺隊が組織された。
人喰い鬼は、藤の花を嫌う。
その常識に当てはまらない鬼がここに一人。
藤の花の屋敷に住み、隊員(主に柱)を回復させるために尽力していた半人半鬼の白藤は、水柱である冨岡義勇と恋仲になり、本部の許しを経て水柱邸での同棲を開始。
その後、冨岡と白藤は冨岡の師範である鱗滝に会うため、二人で挨拶に向かう。
鱗滝邸に一泊後、帰る前に冨岡が修行していた狭霧山の中を見たいと白藤が言い出し、二人で山中へ。
罠を警戒しつつ、頂上へ到達したが足を滑らせてしまい、受け身も取れないと諦めた冨岡の腕を血鬼術で変化した白藤が掴んで引き上げ、身代わりに滑落した。