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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第3章 藤の花屋敷の鬼女$(冨岡裏)


「お前はどうして、ここに居るんだ?」

「鬼の身で、という意味ででしょうか?そうですね、強いて言えば、利害の一致……ですね。半人半鬼ですから、私も体を維持するために必要なものがあるのです」

「必要なもの?」

「えぇ。私は人の性を喰らうのです。特に柱の方々の性は格別なのです。だから、今宵はお付き合い願えますか?」



冨岡の胸にすり寄る。

ごく自然に体を寄せれば、並の男性はたじろぐものだ。


堅物であるなら、それが当たり前。
と、思っていたのだが……



「付き合う?」

「………もしかして冨岡さんは初めてなのですか?」



柱の身で初物とは、珍しい。



「何をだ?」



これは、少々私の興が乗ってしまうやも。



「大丈夫です。何も心配は要りませんよ?私が手取り足取りお教え致します」



たまには、私が楽しむ側に回っても、良いですよね?



自然と白藤の唇が弧を描く。





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