第66章 222万PV御礼 貴方の隣り 現代冨岡$
「で?最初はどれがいいんだ?」
ランドマップを片手に尋ねた俺に白藤がコレと指を差す。
「スペース・マウンテン?」
「そう。三大マウンテン制覇するから」
一発目からジェットコースターとは、俺の彼女はなかなかに度胸があるようだ。
「白藤はジェットコースター、怖くないのか?」
「全然平気。むしろ好き!」
断言されてしまった。
「そうか」
喜色満面としている彼女の笑顔が可愛くて、こちらも頬が緩んでしまう。
もう、頭の上のカチューシャなんぞの存在はかなぐり捨てて、2人で楽しむことにしよう。
にしても、ジェットコースターか。
俺は初体験なのだが……