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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第64章 絡む糸


「魅了……あー、あん時のか」

どうやら宇髄には思い当たる節があるらしい。

「何故、お前が?」

「そりゃあ、アイツが俺ら柱のお抱えだからだろ?ってか、『魅了』見たことねぇヤツいんの?」

「「……………」」

ほぼ全員、分かんねぇのかよ!

宇髄は心中、全力で突っ込んだ。

(因みに宇髄以外に胡蝶、伊黒、悲鳴嶼は知ってます)

「あの時、手を離さなければ……」

冨岡なりに責任を感じているらしい。

そりゃそうだよな。

上弦の鬼に抱かれた白藤。

猗窩座という名前に反応したのは煉獄だった。

どうやら、無限列車の折に、遭遇して一戦交えたらしい。

煉獄が相当な手練れだと言うのだから、かなりの実力だろう。

そんなヤツに白藤の存在が知れたとなると……

やべぇかもなぁ。

宇髄が考えを巡らせる中、皆口々に話始める。

「藤姫殿に目立った異変は?」

悲鳴嶼さんの指摘に、あっとなる。

さっき、御館様に普通に挨拶してたから気にしてなかったが……

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