第63章 春告げ鳥が鳴く頃に$ 不死川激裏短編
「とりあえず俺たちも浴衣に着替えてからだな」
「あァ?何がだ?」
「俺らで白藤気持ちよくさせてやろうぜ?」
「は!?」
「なーに焦ってんだよ、不死川。お前もその気だったから白藤のボタン外したんだろ?」
「…………っ」
あ、若干図星な訳だ。
「……にしても、またデカくなったんじゃねえか?」
甘露寺程とはいかないが、豊満さを醸し出している白藤の胸を見て宇髄が呟く。
まるで知ったような口ぶりだ。
「何でお前が……」
「あー、俺はコイツと任務やったことあるからな」
ニヤニヤする宇髄。
何つーか、苛つく。