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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第62章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも下巻2完結$


「アオイさん。良ければ一緒に食べませんか?」

朔がアオイに声をかける。

「え?ですが貴方たちは国賓……」

「今はしがない旅人だ。そう畏まらないでくれ」

義勇様、さっきは無頓着かと思っていたのに……///

「そうですか?では失礼します。ただ先程甘露寺さんが言っていた通り、私は王宮に食事を届けに行きますので、そんなに長くは……」

「案ずるな。俺たちも先を急いでいる」

「カンバダちゃんにバナナあげて来ますね」

「頼む」

朔がバナナと果物をいくつか籠に詰め、カンバダに与えている。

その様子を眺めながら食事をしているとアオイが……

「そういえば、お忍びとは言え、お二人で旅をされて……ご夫婦なんですか?」

「ブフォッ!」

ゲホゲホ。

盛大に吹いた。

「大丈夫ですか?」

「すまん。水を……」

アオイから水を貰い、喉を潤す。

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