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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第60章 谷底の社$


$$$↓猗窩座裏。鬼は絶倫を発揮。苦手な方は回れ右を。

花に群がる蟻のように、何かに誘われるように猗窩座は白藤の目の前へ。

そして、彼女を貪(むさぼ)るように口付ける。

チュッ、クチュ。

「ん、ふ……」

猗窩座が思っている通り、白藤の血鬼術が発動していた。

原因はやはり、出血多量による重度の飢餓状態。

それにより、彼女は魅了を発動していた。

『魅了』

相手の望む姿に見え、食事をしやすくする。

白藤にとっての食事は性を喰らうこと。

故に、白藤は本能的に猗窩座を補食することに決めたのだ。

蕾が開花するように、白藤の色香が艶やかに。

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