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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第8章 上弦の陸


ガシッ。



捕まった。
せっかく、冨岡さんが守ってくれたのに……



「なぁ、お前何なんだ?」




妓夫太郎に手首を捕まれてしまい、もう逃げられないと観念した。



が。


「汚ねェ手で触ってんじゃねェよ。風の呼吸・壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!」



荒々しい風神が現れた。



「不死川さん…」

「何て顔してんだァ?」




まさか、この人が助けに来てくれるとは思ってなかった…




「ウチの藤姫。返してもらうぜ」




その会話が炭治郎の耳にも届く。




「藤姫?」





白藤さんのことだろうか?




「余所見をするな。来るぞ」

「はい!」




屋根の上で冨岡、炭治郎が堕姫との交戦の中、私は…




「どうして…」




この人は鬼が嫌いなんじゃ……

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