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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第58章 絶対君主には成れずとも$ 下巻1


「冨岡さん?」

「あぁ、すまない。俺はもう寝るからそろそろ帰ってくれ」

えー?

全然効き目が無い感じなのかしら?

また改良しなきゃ。

「そうですか。分かりました……」

残念です……

しのぶの想いとは裏腹に、冨岡は思考を巡らせていた。

このまま朔の部屋に行くか、白藤を思って自慰で済ませるか。

媚薬の効果にもよるが……

朔の部屋は隣。

鍵がかかっていなければすぐに入れるが……

果たして何度も繰り返すのは浮気ではないだろうか。

頭をひねりながら、隣の部屋に赴くか悩んでいた時……


$$$


隣の部屋では。

「美味しかったー。でも……」

なんか変。

熱いというか、疼くというか……

※来客用の料理全てにしのぶが媚薬を仕込んだため、朔にも媚薬の効果が現れた。

どうしよう……

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