第7章 飲ませてみた@伊月@
鼻の頭が時々当たる
「鼓動って…それ、酔ったせいじゃないでしょ?」
恥ずかしそうに上目遣いのようにみつめる
そんなの聞かなくてもわかってるだろうに…
わざわざ可愛い顔しないでよ、ほんと
さっきからずっとダジャレが浮かばない
帰り道散々言ってたのになぁー…
それほど、今
の事しか、考えられないんだよ
「積極的に、いきたい気分になるんだよ。
にキス、したくてたまんなくて。
だから鼓動が速くなる。わかってるだろ?」
の手を自分の胸の方へ誘導する
ネクタイは外れて、服も脱ぎかけではだけてて
素肌だったから真っ赤になってる
「ね、もういい?」
「…////」
「…返事してくれないとしないよ?」