第7章 飲ませてみた@伊月@
ようやく着いたところで
が水を取りにバタバタと走る
「水、いいから、いかないれ…。」
既には
そう言っても聞こえないところに居て
ちょっと悲しい気分になった
…帰ってきたら、捕まえようかなぁ
「はい水、たくさん飲んで早く寝、ひゃっ、何?」
ぎゅぅぅう
「はは、捕獲しぇいこうー。」
が座った瞬間に、その体を捕えた
体が熱くて、慌ててるのが可愛くて、愛しい
体を離し、の頬を両手で包みこむ
「俺は大丈夫だよ…、ちょっと鼓動が速いだけ…。」
額を当て、眠そうで赤くなった瞳を見つめる
待っててくれたんだよな…
やっぱ大好き……