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極甘*紫原*伊月*笠松【黒バス】【短編集】

第6章 *ADB*幽霊の春* @キセキ@


side

桜の木に触れた瞬間だった



私の肩に手が置かれた




青白くて

血の通っていない


少し透けた手が



「っ……!………っっ…」


パニックになりながら
目線を上げると




首をつった状態の
半透明の人が


私の肩に置いた手と
逆の手で


にこにこしながら手を振っている




「njdflbvlurxmou~~~~~!」



何も言葉にならない

コメディですか


幽霊が笑いながら手を振る、って
シュールすぎませんか


私もうすぐ
逝っちゃうんですか



一瞬気を失いかけたのに
私はギリギリのところで意識を保った

いや、保ってしまった
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