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名探偵コナンR18 緋色のルージュ

第7章 20,000PV&あけおめ小説 今夜は貴方とディナーを


降谷「勿論です」

彩希「良かっ…」

言うより早く私の涙腺が決壊した。

彩希「あ、降谷さん。ちょっとだけ待ってて下さい」

バタバタと駆け出して自室へ。

ベッドに叩きつけたラッピング袋を手に取り、降谷さんの部屋へ。

ズイッ。

彩希「勘違いしてすみません。受け取ってもらえますか?」

降谷「僕こそ、不安にさせてすみません。ありがとうございます」

がさがさ。

降谷「マフラーですね」

彩希「はい。降谷さんには白が似合うと思いまして」

にこやかに笑う彼女に。

降谷「僕からも彩希さんに」

彩希「何ですか?」

降谷「貴方に似合うと思いまして」

すっ、かち。

彩希「わっ、ネックレスですね」

光に透けると淡いピンク色が輝く。

降谷「トルマリンです」

彩希「私の誕生石…いつ調べたんですか?」

降谷「貴方のことなら何でも分かるんですよ。探偵ですからね」

END

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