第7章 20,000PV&あけおめ小説 今夜は貴方とディナーを
降谷「さあ、冷めてしまいますから召し上がって下さい」
椅子にエスコートされ、席に着く。
最早これ、レストランでは?
でも……
彩希「あの、降谷さん」
降谷「彩希さん、今日スーパーにいませんでしたか?」
彩希「え?」
降谷「見かけたもので」
彩希「そうなんです。でも何も買わずに出てきちゃいました。降谷さんあんな綺麗な彼女いたんですね」
降谷「誤解ですよ。あの人はバイト先の同僚です」
彩希「バイト?」
降谷「あれ、彩希さんに言ってませんでしたか?僕喫茶店でアルバイトしてるんです」
彩希「仕事の他にってことですか?」
降谷「はい。だから、僕の彼女はあなただけです」
彩希「本当ですか……?」
降谷「ええ」
彩希「信じて良いんですよね?」