第4章 セクシーランジェリー∞
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そろそろお客が来る時間か。
ギイィ。
客が指定したホテルの個室のドアが開く。
翼「いらっしゃい」
クスリと笑って振り向いて、見知った顔に驚いた。
翼「沖…、さん?」
沖矢「失礼しますね」
翼「なっ」
ドサッ。
ベッドに押し倒される。
翼「何考えてるのよ?組織にバレたらっ……ん」
沖矢に口付けられる。
沖矢「ここに来たら貴方に会えると聞きまして」
翼「バカなの?ここには今から組織の……」
沖矢「元々指定したのは僕ですよ」
翼「………だってここ、盗……んんっ」
ホテルの表にあるジンの車にこの部屋の会話は筒抜けだ。
沖矢「知ってますよ、だからこのまま抱いてあげます」
翼「やっ、嘘……」
沖矢「冗談です」
バチん。
私は沖矢の頬をひっぱ叩いた。