第3章 過去と今
そして、僕達の作戦?は始まった。
とりあえず、るぅとくんにはしばらく実家で暮らしてもらい、外出時は必ず車での移動だった。
その間に、なーくんがいろんなツテで情報を探した。
探偵まで雇って。
事の発端から3週間たち、探偵に2週間はってもらっていたからか、いろんな事が分かった。
犯人は23歳の女性。元々、すとぷり結成前からのころんファンで、すとぷり結成から、ずっとストーカー紛いの事をしていたそうだ。それに気づいていたるぅとくんが僕を守るため、わざわざ話しをしたらしい。
調べられたのはここまでだった。
「どうする?」
「俺は、今すぐにでも警察に行ったほうがいいと思う。この子はリスナーだし、いろいろ考えたら言わないほうがいいと思うけど、でも、決めるのはころんで、ころんの意見を1番に優先する。」
「俺はなーくんに賛成。このままじゃ、るぅとやころんが危ない。俺らは2人が大切なメンバーだから、欠けてほしくない。警察に任せてもいいと思う。俺らじゃどうにもできないし…」
「うん…俺、信号機組で1人はヤダ。」
「いやそこかい。でも、俺も他と一緒や。」
「皆…」
「ありがとう。」
「じゃあ、警察行こ。」
『………』
「え決断早ない?」
「はっや!」
「俺となーくんの思いは…」
「え?俺がころんの為を思って言った言葉全部…」
「え?だって、無理じゃん。」
『え〜』
「は〜、行くか…」
「そーだな…」
「ころちゃんらしいね〜」
「せやな。」
「えw駄目だった?」
「そうじゃないけど…」
「なあ?」
『うんうん』
「え〜?何〜?」
次回、とんでもない事件が…