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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第6章 第6話 渡さない@


千歳「…あっ…ダメ…もぅっ、やっ国広」

千歳の頬に涙が伝う。

嬌声ではなく泣き声であったことに気づいて、俺は狼狽した。

千歳「お前も、か…」

山姥切「え?」

千歳「自分の欲のためだけに私を使うつもりなのだろう」

山姥切「主、違う‼️」

千歳「あの時の親父の様に…」

山姥切「主?」

千歳「私が十六の頃だ。あの男が、私を無理やり……あの時、お前は女としては使い物にならないと言われた。だから私は男相手に色は使わない。男達と同じ様に強く、逞しく、自分が下になることは無いように……」

幸か不幸か千歳は昨日の出来事を覚えていない。

山姥切「千歳、すまない。俺は……俺は、アンタが好きだ。アンタに触れたい」

千歳「国広が私を…?冗談、他の誰より汚らわしい私を好きだと、本気か?」

山姥切「俺はアンタだから好きになったんだ。だからもう俺以外アンタを誰にも触らせない」

チュッ。

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