第36章 後日談 廻り
山姥切「こら、よせ…」
さっきまでの貞操観念とか何処に置いてきたんだ。
ぴと。
引き寄せた俺の胸にくっついてきて、千歳はこう言った。
千歳「優しくして下さいますか?///」
ごくり。
その色香に思わず生唾を飲み込む。
山姥切「っ、あまり煽るな…///」
歌仙「じゃ、じゃあ僕はこの辺で」
山姥切「あ…」
逃げたな。
正直、その後の事は、あまり覚えていない。
ただ一つ確かなのは、久しぶりに彼女を抱いた幸福感と安堵に包まれて、その日はいつになく深く眠った。
翌日。
梓の本丸から移転してきたちょーぎ、一期一振、太郎太刀の三振りに事情を聞いて、一旦当事者であるちょーぎを半殺しに処し、焼き印を消すべく病院に通院することになるのはまた別の話。