第36章 後日談 廻り
ちゅう。
千歳から口付けられる。
いつになく濃厚で、積極的だ。
山姥切「おい、千歳…」
クスリ。
普段、見たことのないような妖艶な笑みに頭の隅で警鐘が鳴る。
千歳「もっと…///」
流石に様子が変だ。
どうする。
歌仙あたりに聞いてみるか?
すりすり。
まるで猫の様に胸元に擦り寄ってくる千歳に困惑していると。
こんこん。
歌仙「主、まだ起きているかい?」
山姥切「歌仙!」
歌仙「山姥切?えっと、入っていいのかい?」
山姥切「入っていい。というか、俺に説明してくれ」
ガラ。
山姥切の胸元に顔を埋めている千歳。
どうみてもイチャイチャ中では?
歌仙「……お邪魔だったかい?」
山姥切「いや、そうじゃなく!」
歌仙「はあ?」