• テキストサイズ

刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第32章 第32話 違和感@


歌仙「順序立てて説明するとだね…」

歌仙曰く、本丸に審神者として就任すると初期刀と呼ばれる打刀を一振り指名し、その刀を軸に隊列を組み、出陣を積み重ねていき、新たな戦力を補給するために鍛刀と言う作業をするのだという。

歌仙がこの本丸に来てからの違和感として指摘されたことは、初期刀がいないこと。新人が一番に鍛刀するハズの短刀がいないこと。新人が手に入れるには難しい刀剣達がいること。だそうだ。

千歳「その初期刀の名を教えてもらっても良いか?」

歌仙「構わないよ、まずは僕、之定が一振り歌仙兼定。虎徹の真贋、蜂須賀虎徹。新撰組刀の加州清光。幕末維新の立役者である坂本龍馬の帯刀陸奥守吉行。後は山姥を切ったことで知られる山姥切国広」

山姥切国広…?

歌仙「ど、どうしたんだい?」

歌仙がワタワタと狼狽える。
ぱたぱたと落ちる涙。
どうして、名を聞いただけなのに?

千歳「歌仙、山姥切国広の容姿は、分かるか?」

歌仙「へ?確か陽光の様な金糸の髪に透き通る碧眼。そう言えば、少し汚れた白い布を被っている」

/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp